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展示会のブース設営でよくある勘違いと集客できるパネルレイアウト

展示会のブース設営!ブース装飾のよくある勘違いと、集客のためのパネルレイアウト

展示会に出展の際は「ブース装飾にこだわりたい!」と、担当者様なら必ず思いますよね。

「とにかくデザインが良いものにして目立ちたい!」「かっこいい展示会ブースにすれば人が自然と集まるだろう」そのようにお考えになるかもしれませんが、こういった固定概念にとらわれることで、本来の出展効果が得られなくなってしまうこともあります。

今回は展示会ブースの装飾、レイアウトについて勘違いしがちな点と、集客するためのパネルや展示のレイアウトについてご紹介したいと思います。

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ブース装飾、レイアウトの際にやってはいけないこと!

展示会は出展するためのコストが大きいので、「せっかく出展するからには、とにかく目立って他社よりもかっこいいブースにしたい!」という考え方はよくある間違いです。

戦略があり、予算もあるうえで、ブース予算をかけて見栄えにこだわるのは良いですが、ブースを目立たせることが目的になってしまうのは、失敗のもとなのです。

やってはいけない1.とにかく見栄がいいブースを作る

ブース設営を業者に依頼し、デザイン打合せをする際に「デザインの良いブース」「とにかくかっこよくて目を引くブース」「見栄えがいいブース」にしたいと思うでしょう。見栄えがいいことは確かに重要ですが、それだけでは集客ができません。

ブースのデザインはどこの企業もこだわってきます。全体的に統一感があり、洗練されたブースは展示会会場にあふれているため、“かっこ良く見栄えがいいブース=目立つ”というわけにはいきません。

かっこよくてもありふれた印象のブースでは、逆に目につかなくなってしまうということを心得ておきましょう。

自社らしさ、自社のサービス特有の要素を入れて、一癖ある目を引くブースにするよう意識してください。

やってはいけない展示会ブース装飾2.派手すぎるブース

パネルやモニターを多用した、派手なブースも展示会会場でよく見受けられます。来場者の視線を引き付ける効果を狙ったものかと思いますが、マネをして同じような派手なブースを作っても、思うような出展効果は望めませんのでご注意ください。

展示会では自社のサービスのターゲットにあった人をブースに呼び込むことが重要です。派手なブースにした際に、人が集まり集客に成功したように見えますが、派手なブース見たさに集まった来場者がターゲットとは限りません。

やってはいけない展示会ブース装飾3.展示する商品、アピールポイントが多いブース

複数のサービスを扱っている企業様や、アピールするポイントが多い企業様は、一度の出展で多くの要素をアピールしたいと考えるかと思いますが、これもNGです。

展示会ブースは限られた空間ですから、いろんな要素を盛り込もうとすると、見る人の視線を集中させることができません。その結果、何も印象に残らないという事態を招きます。

展示するサービスは一つに絞り、“一番売れている商品”を大々的にアピールしましょう。

やってはいけない展示会ブース装飾4.入りにくい、近寄りにくいブース

入口の装飾を凝ってしまうことで、入口が狭かったり、スタッフが入口に固まって待ち構えていたりすると、入りづらい印象を与えてしまいブースにはもちろん人は集まりません。

通路に面して開放的な入口にし、来場者からブースの中の様子がみえるようにしましょう。

またスタッフが通路に誰も出ていない、スタッフ同士がブース内で話しているといった光景もよく見受けられますが、こういったブースも入りづらい印象を与えます。

適度に来場者がブース内にいて、スタッフにも余裕があり、混んではいないが活気づいているブースには自然に人が集まります。

やってはいけない展示会ブース装飾まとめ

展示会のブース装飾でやらない方がいい事

見た目にこだわることはとても大事なことではある一方、目的を失って見た目だけにこだわってブースを作ってしまうと、思うような効果は得られないということを心得ておきましょう。

展示会出展の目的、コンセプトに立ち返り、装飾を考えることが成功のポイントです!

集客できるパネルのレイアウトとは?

では、どのような展示会ブースのレイアウトが良いのでしょうか?そのヒントは「人間の行動心理」にあります。

AIDMA(アイドマ)の法則をご存知でしょうか?

Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったもので、アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説です。

展示会で効果を出すためのブースレイアウトも、AIDMAの法則を意識して考えてみると良いでしょう。特にAttention(注意)、Interest(関心)の部分については、まずブースに立ち寄ってもらうという点では強く意識する必要があります。

この2点をおさえるパネルレイアウトについて、紹介いたします。

1.Attention(注意):目を引くパネルをブースの両端に置いて、来場者の注意をひく

展示会ブースで、パネルを設置する際は「ブースの両端に目を引くパネルを置くと、来場者の注目を集められる」と言われています。

通路を行き来する来場者の目にとまる回数が多いのが、ブースの両端だからです。

「目を引くもの=一番目立たせたいものなのだから、真ん中に置いた方がいいのでは?」と思いがちですが、真ん中に置いてしまうと通路を歩いている際に目に止まりませんので、その点注意です。

目を引くためのパネルは、ブースの両端!」覚えておきましょう。

2.Desire(欲求):イメージしやすいキャッチコピーで、来場者の欲求を刺激

来場者の注意を引いたあとは、来場者の欲求を上げて「検討したい!」という気持ちにさせるための仕掛けが必要です。

来場者の欲求を上げるために、企業やサービスの“ウリ”をキャッチコピーにして、パネルとして見せましょう。

そのサービスを利用すると、どのようなメリットがあるのかがパッと見てわかるコピーが良いです。

例)
「1年で〇%の経費削減!」
「システム導入で〇時間の作業時間をカット!」
「○○%売上をアップさせる△△」  等。

3.ブース内の動線を意識し、来場者が自然に回遊するブースに!

①②の流れを経て、ブースまで来てもらったあとは、ブース内を回遊してもらい名刺交換、商談という流れに繋げましょう。

パネルや展示品のレイアウトを工夫することで、ブースにきた来場者を回遊させることができます。

手法としては、パネルに矢印や番号を付けたり展示品をリリース順に並べるなど一連のストーリー付けをして、自然と順路を意識する展示にします。
そうすることで、来場者が想定した順路通りにブース内を移動し、自然な流れで声をかけ商談に繋げます。

集客できる!展示会ブースのパネルのレイアウトまとめ

展示会ブースにおけるベーシックなパネルレイアウト方法について、紹介させていただきました。あくまでこれは基本ですので、ブースの位置や小間数、形状に合わせて応用をきかせる必要はあります。

ブース設計は人の行動心理に基づいたレイアウト、装飾になっているからこそ、効果を高めることができるのです。

フレッシュタウンでは年間1,300件のイベント製作から得た集客できるブースデザインをご提供します。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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