【辞退防止・参加率UP】内定者イベント完全ガイド|懇親会・研修・オンライン企画アイデア全20選

内定者イベントは、単なる懇親の場ではなく、入社意欲の向上や内定辞退の防止、そして企業理解の深化といった多面的な効果を持つ重要な施策です。とくに現在のように就職活動が多様化し、内定者の価値観や志望動機が複雑化するなかでは、従来型のイベント設計では限界があるといえるでしょう。

本記事では、内定者イベントの目的や企画・運営の基本から、懇親会や研修、オンライン施策を含む具体的な20のアイデアを紹介します。また、成功事例や注意点、年間フォロー戦略までを徹底解説し、これから企画を立てる企業担当者の方がすぐに活用できるノウハウを提供します。

新卒採用における競争が激しさを増す中、フォローの質と量が企業の印象を大きく左右する時代です。オンライン・対面を問わず、参加率を高め、内定辞退を防ぐイベント設計の参考として、ぜひ本ガイドを最後までご覧ください。

内定者イベントの目的と開催意義

内定者イベントは、単なる社内行事ではなく、新卒採用活動の重要な一部として位置付けられています。選考段階から入社までの空白期間を埋め、入社後のモチベーションや早期離職リスクに直接影響を与える存在です。

このようなイベントを通じて、企業は学生と社会人の橋渡し役となり、内定者に対して「この企業に入社して良かった」と思ってもらえる体験を提供することが求められます。特に近年は、オンラインとの併用によって実施の柔軟性が高まっているため、開催形式やコンテンツの設計次第で企業の魅力を最大限に伝えることが可能となりました。

内定者イベントの基本的な目的は、以下の3点に集約されます。

  • 入社意欲の維持・向上
  • 内定辞退の防止
  • 企業文化と価値観の理解促進

こうした目的を達成するためには、単なる「開催すること」に留まらず、プログラムの設計・フォロー・担当者の関わり方までを含めた総合的な取り組みが必要です。

内定者イベントが担う役割とは?

内定者イベントは、内定から入社までの不安を払拭し、企業との心理的距離を縮める機会です。多くの学生は内定後に「この選択で良かったのか」「実際の職場環境はどうか」といった不安を抱えています。

このような悩みに対して、社員との交流や現場の雰囲気を体感できるイベントは有効に機能します。特に以下の役割が期待されます。

  • 内定者同士の関係性構築:同期との交流を通じて連帯感を醸成
  • 企業理解の促進:組織文化や事業内容への理解を深める機会
  • 信頼関係の構築:人事や現場社員との会話によって安心感を提供

結果的に、イベントは社会人としての第一歩を踏み出すための心理的な準備期間としても機能し、自社への入社意欲を高める効果を生み出します。

なぜ内定辞退防止に効果があるのか?

内定者イベントは、辞退の「予防策」として非常に効果的です。その背景には、イベントが「企業と内定者の関係性を強化」する働きを持つ点が挙げられます。

学生が辞退を決断する理由の多くは、以下のような不安や不信感です。

  • 他社との比較で魅力を感じない
  • 自分が働くイメージが持てない
  • コミュニケーションが少なく不安が残る

これらを事前に解消することが内定辞退の防止に直結します。たとえば、社員との座談会や業務体験、質疑応答の時間などを通じて、相手の懸念に対応することが可能です。

また、イベントを継続的に実施することで「この会社に歓迎されている」という印象を与えることができ、内定者の帰属意識を醸成する要因にもなります。

企業文化理解とフォロー強化の関係性

多くの企業が抱える課題の一つに「企業文化の伝達の難しさ」があります。これは、言葉では伝えにくい部分が多く、実際の雰囲気や価値観は体験を通じて初めて理解されることが多いためです。

内定者イベントでは、以下のような取り組みが企業文化理解を促進するうえで有効です。

  • 社内イベントへの参加:既存社員と一緒に体験することで、働くイメージが明確になる
  • 部署紹介や社員インタビュー:各部門の働き方や特徴を紹介し、組織全体の理解を促す
  • 企業理念やビジョンの共有:ミッションに共感する機会を提供

また、イベントを単発で終わらせず、定期的なフォローアップ(例:メール、面談、動画配信など)を実施することで理解を深めることができます。これにより、企業との結びつきを強化し、入社後のギャップを最小限に抑える効果も期待できます。

イベント企画の基本ステップと準備のポイント

内定者イベントの成功可否は、企画段階での設計力に大きく左右されます。
特に初めて担当する場合や、複数の部署と連携して実施する場合には、目的・対象者・準備体制を明確にすることが極めて重要です。

本章では、イベント企画をゼロから進める際に押さえるべき基本ステップを解説します。人事部門だけで完結させず、現場や社員の巻き込みも含めた社内体制の構築が、円滑な実施と参加者満足度の向上に直結します。

以下のポイントを順に確認しながら進めることで、具体的で実現可能なイベント企画が完成します。

企画立案時に押さえるべき目的設定とターゲット

イベントを成功に導くには、まず「なぜ実施するのか」という目的の明確化が不可欠です。目的が曖昧なままでは、コンテンツの選定や効果測定が困難になります。

主な目的の例としては以下が挙げられます。

  • 内定辞退の防止:不安の払拭とエンゲージメントの向上
  • 入社意欲の強化:会社や社員への理解を深め、就職決定を後押し
  • 内定者同士の関係構築:同期意識や安心感を醸成

次に設定すべきは「誰のためのイベントか」というターゲットの明確化です。たとえば、新卒学生のなかでも、

  • オンライン選考で企業と接点が少なかった層
  • 地方在住で来社機会が少ない内定者
  • 複数内定を保持している優秀層など

ターゲットが明確になれば、自ずとコンテンツの方向性(研修寄りか、交流寄りかなど)も見えてきます。

実施までのスケジュール設計と準備事項

イベントは「開催日が決まってから考える」のではなく、逆算してスケジュールを構築することが基本です。とくに複数人・部署の協力が必要な場合は、早期のスケジューリングが成否を分けます。

おおまかな流れは以下の通りです。

  1. イベント実施日・場所の決定(オンラインか対面か)
  2. 社内担当者・協力者の選定と説明
  3. プログラム内容の検討と必要資料の用意
  4. 内定者への案内送付と回答回収
  5. 当日運営体制と連絡手段の整備
  6. 実施後のアンケート・レポート作成

準備においては、告知タイミングと回答期限の設定、ツールの導入有無、参加人数や会場のキャパシティなど、実務的な配慮も忘れてはいけません。特にオンライン開催の場合は、通信環境や操作説明などの事前準備が不可欠です。

社内調整・社員協力の取り付け方

イベントの質を高めるには、人事担当者だけでなく現場社員や内定者の上司となる社員の協力が不可欠です。彼らの協力により、リアルな会社の雰囲気や業務内容が伝わり、説得力が増します。

協力依頼の際には、以下のような進め方が有効です。

  • 目的を丁寧に共有する:「辞退防止」や「同期形成」など、企業全体の課題として伝える
  • 具体的な協力内容を明示する:例)座談会で30分話してほしい、グループワークの進行役をお願いしたい等
  • 事前準備を支援する:資料テンプレートを渡す、質問リストを用意するなど、負担を最小化

また、社内調整を円滑にするために、早い段階で上長や関連部署にイベントの概要と目的を共有することも重要です。「なぜ今、内定者イベントをやるのか?」という共通認識を持ってもらうことが、協力体制の構築には不可欠です。

対面型イベントのオススメ企画10選

対面で実施される内定者イベントは、リアルな社風の体感や社員との接点構築において非常に有効です。実際に企業を訪れることで、職場環境や雰囲気、社員の様子が直感的に伝わるため、入社後のミスマッチ防止や安心感の醸成に大きく貢献します。

ここでは、実施効果が高く、内定者・企業双方にとって満足度の高い対面型プログラム10選を、5つのカテゴリーに分けて紹介します。

定番の懇親会プログラムとその効果

懇親会は、古くから活用されている内定者イベントの定番施策です。カジュアルな雰囲気の中で社員と会話できる場は、不安の払拭と入社後の関係構築に直結します。

おすすめ企画

  1. 部署別グループ懇親会
    • 配属予定の部署ごとに懇談形式で実施。仕事の雰囲気を掴めるほか、直属の先輩とつながりが持てます。
  2. 立食式・ビュッフェスタイルの自由交流会
    • 飲食を介して自然な会話が生まれやすく、リラックスした交流を促します。
  3. テーマ別シャッフル懇談会
    • 「趣味」「地元」「学生生活」などのテーマを設け、一定時間ごとに席替えする形式で、多くの社員と接点を持たせます。

楽しみながら交流できるアイスブレイクゲーム

初対面同士が集まる場では、最初の空気づくりがイベント全体の印象を左右します。短時間で打ち解けるためには、自然な会話を生み出すアイスブレイクが効果的です。

おすすめ企画

  1. 人間ビンゴ
    • 「○○に行ったことがある人」「○○学部の人」など条件を元に全員と話すゲーム。全体の交流が生まれやすくなります。
  2. 企業オリジナルクイズ大会
    • 会社の歴史、業界ネタ、社員紹介などをクイズにしてチームで回答。ゲーム感覚で企業理解も進みます。

企業理解を深める社員×内定者座談会

「現場でどのように働いているか」を内定者に伝えるには、社員との座談会が最も有効です。双方向の対話により、疑問や懸念を直接解消できます。

おすすめ企画

  1. 若手社員パネルディスカッション
    • 入社1〜3年目の社員が登壇し、自身の成長・苦労・やりがいを共有。内定者にとってリアルなロールモデルとなります。
  2. キャリア別少人数トークセッション
    • 営業職・企画職など職種ごとに分かれて社員と少人数で対話。自身の配属先やキャリアパスを具体的にイメージできます。

自己紹介を活用した関係構築アクティビティ

単なる自己紹介ではなく、工夫されたアクティビティ形式にすることで相互理解が一気に深まります。学生同士の関係性形成にも寄与します。

おすすめ企画

  1. ペアインタビュー&他己紹介
    • ペアを組んで互いをインタビューし合い、第三者に紹介。短時間で深い交流が生まれます。
  2. テーマトーク自己紹介ラリー
    • 事前に用意した「最近ハマっているもの」「学生時代に頑張ったこと」などのカードを使って、テーマに沿って順番に話す形式。全員とまんべんなく交流できます。

入社意欲を高める社内見学・業務体験会

職場を実際に見る・触れることで、“働くイメージ”が鮮明になり、内定辞退の防止に直結します。とくに仕事の内容が具体化されることで、「ここで働きたい」という意思が強まります。

おすすめ企画

  1. 業務体験型ワークショップ(ミニグループワーク)
    • 実際の業務課題や企画テーマを与えて、社員と一緒にグループで考える形式。業務内容への理解が深まり、チームビルディング効果も期待できます。

オンライン内定者イベントの成功アイデア10選

対面での接触が難しい状況や、地理的に離れた内定者が多い場合に有効なのがオンラインイベントです。最近ではZoomやTeams、独自の配信ツールなどを活用し、臨場感と参加感を高めた設計が可能になっています。

ただし、「つながっているだけ」「一方的な配信」では効果が薄いのも事実です。ここでは、オンラインでも高い満足度を得られる成功事例に基づいた10の企画アイデアを、5つのカテゴリに分けて紹介します。

接続率を上げるオンライン懇親会の工夫

オンライン懇親会を成功させるには、「接続したくなる仕掛け」と「居心地の良さ」の両立がポイントです。物理的に離れていても、心理的な距離を縮められる設計が求められます。

おすすめアイデア

  1. 宅配型オンライン食事会
    • 事前にお弁当や軽食セットを送付し、同じタイミングで「ランチ懇親会」を実施。共通の話題が生まれやすく、初対面でも会話が弾みます。
  2. 少人数ルーム制トーク交流会
    • 5~6名の小グループでテーマを設定した雑談会を複数回実施。社員が1人ずつ同席する形式で安心感も醸成されます。

自宅でも盛り上がるチーム対抗ゲーム例

ゲーム要素を取り入れることで、画面越しでも活気ある交流が可能です。特にチーム戦形式は、協力意識や仲間意識を自然に高める効果があります。

おすすめアイデア

  1. バーチャル謎解きミッション
    • 企業の価値観や事業内容をテーマにしたオリジナル謎解きを開発し、チーム対抗で取り組む形式。ゲーム性と教育性を両立できます。
  2. チーム対抗ビンゴ大会+社内トリビア
    • 社員に関する情報(出身地、趣味、部署)をもとにビンゴカードを作成し、会話とクイズで進行。雑談のきっかけとしても有効です。

社員と双方向につながるトークセッション

一方通行ではない、双方向・少人数型の対話型セッションは、オンラインイベントの“質”を決定づける重要コンテンツです。

おすすめアイデア

  1. 部署別トークセッション
    • 興味のある部署ごとに内定者を分け、社員と深堀り対話。職種ごとの理解が深まり、キャリア形成のイメージが明確になります。
  2. 上司候補との事前顔合わせ面談
    • 入社後の上司となる予定の社員と1on1で対話できる場を設定。安心感と信頼関係を事前に築くことができ、辞退防止にも有効です。

オンライン研修でスキルアップと志望度向上を両立

研修形式のコンテンツは、「学びのある時間」としての価値提供が可能です。実務やキャリアに直結する内容が特に好まれます。

おすすめアイデア

  1. 新社会人マナー研修(eラーニング併用)
    • ビジネスマナーやメールの書き方、電話応対などの基礎を短時間で習得。Zoom講義+動画学習のハイブリッド形式が効果的です。
  2. 業界研究+自社理解ワークショップ
    • 業界動向や競合との比較、自社の戦略について学ぶワーク形式。ワーク後にはグループ発表を取り入れ、理解度を可視化します。

内定者同士の絆を深める自己紹介リレー

自己紹介系の企画は、内定者間の関係性を築くうえで有効な手法です。オンラインでも「指名形式」や「リレー型」にすることで、一体感や参加感を高められます。

おすすめアイデア

  1. テーマ別リレートーク(共通点探し)
    • 「出身地」「就活で印象的だったこと」「社会人で目指す姿」など、共通項を見つける形式でトークを回す。親近感の醸成に効果的です。
  2. プロフィール共有+バーチャル名刺交換
    • 事前に提出されたプロフィールカードを配布し、交流後に「誰と話してみたいか」などを記入。後日、バーチャル名刺交換の機会を提供する形式で、継続的なつながりを創出します。

内定式との連動と年間フォローアップ戦略

内定式は、多くの企業において10月前後に実施される重要な公式イベントです。しかし、その後の期間に何も接点がないと、内定者の関心やモチベーションは徐々に低下してしまいます。

そのため、内定式での接点を起点として、年間を通じた継続的なフォロー体制を構築することが重要です。ここでは、内定式と他イベントとの役割分担、年間を見据えた連携設計、そして効果的なフォロー施策の頻度と内容について解説します。

内定式とイベントの役割分担とは?

内定式は、あくまで「内定の公式通知」と企業との関係の第一歩を示す場です。式典的な性格が強く、企業側からの発信が中心となりがちですが、これを単発イベントにせず、他のイベントと連動させて意味付けすることが重要です。

役割の違いを整理すると以下のようになります。

イベント名称主な目的コンテンツの特徴
内定式公式な内定通知と決意表明社長挨拶、代表者挨拶、内定証書授与などの儀式的要素が中心
懇親会・座談会社員・同期との関係づくりカジュアルな交流、職場雰囲気の体感
研修・体験会入社準備、スキルアップマナー・業務理解・課題解決などの学習要素

こうした役割の整理により、「どのタイミングで、どの内容を提供すべきか」が明確になり、フォロー施策全体の設計がしやすくなります。

年間プログラムとしての連携と設計方法

内定から入社までの半年〜1年近い期間は、ただ待たせるだけでは関係性が希薄になりがちです。そのため、年間プログラムとして段階的に設計されたフォロー施策を展開することが理想です。

主な設計ポイントは以下のとおりです。

  • クォーター単位でのコンタクト計画(例:10月、12月、2月、3月)
  • 接点の種類を分ける:懇親・学習・相談・交流など多様なアプローチ
  • 目的別コンテンツの用意:入社意欲の維持、同期形成、不安解消などに応じた構成

具体的な年間連携例

時期実施例主な目的
10月内定式+座談会公式通知+企業理解の深化
12月オンライン研修+懇親会スキル育成+年末交流
2月部署体験+トークセッション入社後イメージの具体化
3月入社前ガイダンス+Q&A不安解消・最終準備

「間を空けない」「形式を変える」「メッセージを繰り返す」ことが効果的です。

フォローイベントの頻度と効果的な実施方法

フォロー施策において重要なのは、「頻度と質のバランス」です。頻繁すぎると負担になり、少なすぎると関係が薄れます。月1回程度の接点を基本としながら、内容にバリエーションをもたせることが成功の鍵です。

効果的なフォローの方法例

  • 定期的なメールマガジン・社内報配信:企業の近況や社員の声を伝える
  • アンケートや質問受付の設置:内定者の状況や悩みを把握
  • 1on1面談やWEB面談の実施:不安や懸念点の早期解決に寄与
  • SlackやLINEオープンチャットで雑談チャンネルを作成:カジュアルなコミュニケーションを促進
  • 研修コンテンツの小分け提供(eラーニングなど):学習意欲と接点を両立

このように、手法・頻度・関係性の深さを調整しながら継続的に接点を持つことが、辞退防止に大きな効果をもたらします。

実施時の注意点とトラブル回避のコツ

内定者イベントは、参加者との信頼構築の場である一方で、運営ミスや説明不足が不信感や辞退につながるリスクもある場面です。特に、初めてイベント運営を担当する方や、外部との連携が必要な場合には注意が必要です。

本章では、トラブルを未然に防ぐための準備項目と、実施時に押さえておくべき配慮点を紹介します。細かな配慮が、全体の満足度向上に直結するポイントとなります。

よくある質問とその回答例を事前に準備

イベント直前や当日、内定者から寄せられるよくある質問に対し、あらかじめ回答集を用意しておくことで、混乱や不安を最小限に抑えることが可能です。

代表的な質問項目と準備しておくべき回答例

  • Q:参加は任意ですか?
    A:原則任意ですが、同期との交流や業務理解に役立つ内容のため、積極的な参加を推奨しています。
  • Q:体調不良や急用で当日欠席しても問題ないですか?
    A:欠席される場合は事前にメールまたは電話でご連絡ください。後日フォロー資料をお渡しします。
  • Q:イベント後に提出物はありますか?
    A:簡単な振り返りレポートまたはアンケートの提出をお願いする予定です。

このように、メール・資料・事前説明会などで一度説明した内容でも、改めて「よくある質問」としてまとめておくことが安心感の提供につながります。

服装や持ち物に関するガイドラインの提示

イベント当日における服装や持ち物の曖昧さは、内定者に余計な不安を与える原因となります。「何をどう準備すればいいのか」が明確であることが、安心して参加できる鍵となります。

伝えるべきガイドラインの例

  • 服装について
    • スーツ/オフィスカジュアル/私服OKなどを明記
    • 具体例(例:ジャケット+シャツ/ジーンズNG)を示すと親切
  • 持ち物について
    • 筆記用具、メモ帳、名札(配布予定であればその旨も)
    • オンライン参加者には、事前に必要な通信環境・ログイン情報を通知

加えて、「迷った場合はこの担当者に連絡を」と明記することが、問い合わせ対応の負荷軽減にもつながります。

また、イラスト入りの簡単な資料やチェックリストの添付も効果的です。

外部会場・第三者機関を使う場合の注意点

外部施設や第三者ベンダーを活用する場合、社内イベントと同様の感覚で進行するとトラブルのもとになります。事前の確認と調整が安全性・信頼性・スムーズな進行を左右します。

注意すべきポイント

  • 契約条件・時間制限・延長料金の明確化:開始・終了時間の厳守、準備・撤収時間の取り扱いを事前確認
  • 設備環境の事前チェック:Wi-Fi速度、プロジェクター接続、音響・照明など実地確認を行う
  • 外部講師・第三者スタッフとの情報共有:目的、対象者属性、禁止事項などを事前に共有する

さらに、トラブル発生時の連絡フローや緊急対応体制(連絡先、担当者など)も資料に明記しておくことが重要です。

最後に、会場での事故・トラブル対応に備えた保険やリスクマネジメント体制についても確認を怠らないようにしましょう。

まとめ:内定者イベントで入社意欲を高めるには

内定者イベントは、内定から入社までの期間を“空白期間”にしないための戦略的なコミュニケーション施策です。
単なる懇親や研修だけでなく、企業と内定者が互いの理解を深め、関係性を構築する重要な場として機能します。

内定辞退の防止、入社後のギャップ解消、早期戦力化を実現するためには、イベントの単発開催にとどまらず、全体を見据えた年間設計とフォロー体制の構築が不可欠です。

☞内定者の参加意欲を最大化するための重要ポイント

  1. 目的に応じたイベント設計が鍵
    • 懇親、研修、座談会、自己紹介など、それぞれのイベントには明確な「ねらい」を持たせる
  2. オンライン・対面を問わず“参加したくなる仕掛け”を用意
    • 軽食の送付、グループトーク、チーム対抗ゲームなど「自分ごと化」できる工夫を施す
  3. 社員・内定者間の相互理解を促進
    • 座談会やトークセッション、部署との1on1を通じてリアルな雰囲気と価値観の共有を促す
  4. 年間プログラムとして継続的に接点を設計
    • クォーターごとのイベント設計、定期的な情報発信や雑談の場など、関係性の深化を図る
  5. 実施後のアンケート・レポートで次回につなげる
    • フィードバックを“社内外で共有”し、次回の改善や参加者への追加フォローを行う

よくあるご質問

質問:内定者イベントは何ヶ月前から準備を始めるべきですか?

回答:イベントの規模や内容にもよりますが、理想は2〜3ヶ月前の企画開始です。
会場手配や社員の調整、資料作成、告知や回答回収などに十分な時間を確保する必要があります。特に第三者機関を活用するケースや合宿形式、業務体験型イベントは、早めのスケジュール設計が不可欠です。

質問:イベントに不参加の内定者にはどのように対応すべきですか?

回答:欠席した内定者には、当日の様子をまとめたレポートや写真、録画データを共有することが効果的です。
また、個別面談やフォロー面接をオンラインで実施し、不安や懸念を把握・解消する機会を持ちましょう。一人でも取り残されない配慮が信頼関係の維持に繋がります。

質問:オンラインイベントでは集中力が続かないと聞きますが対策はありますか?

回答:はい、セッションを細かく区切り、アイスブレイクやゲーム要素を随所に取り入れることが有効です。
また、Zoomや他のWEBツールの「ブレイクアウトルーム機能」やアンケート機能を活用し、双方向の要素を増やすことで参加者の集中とエンゲージメントを維持できます。

質問:イベント後のアンケートで回収率を上げる方法はありますか?

回答:当日のうちにスマートフォンで回答できるリンクを共有することが効果的です。
また、記述式を減らし選択肢形式を多用する・回答者への簡単なプレゼント企画を用意することで、回収率を高める企業も増えています。社内報などで結果を発信すると社内の評価にもつながります。

質問:学生の就活スケジュールとイベント日程がかぶるのが心配です。調整のコツは?

回答:新卒採用の全体スケジュールや内定者の就職活動状況を把握したうえで、平日夜や土日、長期休暇を活用した設計が基本です。
また、就職活動中の他社との比較で不安を感じている内定者に対しては、「途中から参加もOK」「録画配信あり」などの柔軟な対応策を提示することで、欠席や辞退を防ぐことができます。

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