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展示会、コロナの影響は?withコロナの展示会出展の現状と今後について

コロナ時代の展示会

みなさまこんにちは。
フレッシュタウン、イベント課営業の山崎と申します。

2020年のイベント展示会業界は新型コロナウイルスの影響でとても苦しい時期を迎えることになりましたが、9月から少しずつ展示会が再開され、新しい時代の様式と共に展示会のあり方も変容しているように感じます。

実際、コロナでどのような影響が出て、今後の展示会はどうなっていくのでしょうか。
「来場者も出展社もいないのでは??」
「展示会に出展したいけど、コロナだし出展してもお客さん獲得できなさそう・・・」
お客様からはそのようなお声をよく頂きます。

今回は展示会へのコロナの影響と、9月から再開した展示会に実際に足を運んで感じたwithコロナ時代の展示会対策についてまとめました。是非、ご一読くいださい!

展示会、コロナの影響は?

皆様すでにご存知の通り、「展示会」においてコロナの影響は大きくでました。

被害総額については

「展示会の中止や延期により少なくとも263億USD(約2.7兆円)の商談機会を損失。展示会・イベント業界の損失はすでに165億ドル(1.7兆円)におよんでいる。
UFI会長 カイ・ハッテンドルフCEOは、「この数週間で少なくとも世界中で500のトレードショウの開催が中止、または延期され、その影響は世界中の産業を覆っている」とその損失の大きさを語った。」

引用元:『新型コロナウイルスの被害 2.7兆円超え 〜国際見本市連盟』

といった記事もあります。

ですが、全国で緊急事態宣言が解除された5/25から、コロナウイルスの感染対策をしつつ、徐々に展示会は復活しつつあります。

緊急事態宣言後、都内で展示会の再開「withコロナ展示会。実際の来場者数と出展社数は?」

コロナウイルスの緊急事態宣言が全国的に解除されてから初めて東京で開催された展示会は、9/2~4に東京ビッグサイトで開催された『Japan マーケティングWeek夏』でした。

withコロナの展示会、実際の来場者数と出展社数は?

9/2~9/4の3日間合計で展示会来場者数は15,249人、展示会出展社数は189社でした。

参照元:>>

昨年開催された同展示会の来場者数、出店者数は、
2019年4/21~4/23の3日間合計で展示会来場者数は41,349人、展示会出展社数は 564社です。

参照元:>>

withコロナの2020年と2019年の展示会来場者を比較すると65%減くらいでしょうか。展示会出展社数もかなり減っていることがわかります。

ですが、1社あたりの展示会ブース来場者数でみてみると…
2019年では73.3人で、withコロナの2020年の1社あたりの来場者数は80.6人という結果になっております。

なんとwithコロナ展示会の方が1社あたりの展示会ブース来場者数は増えているのです!
※データは出展社様より頂戴しております

1社あたりの展示会ブースへの来場者数増加の理由として、

・コロナの影響で全体で展示会来場者は減っているが、出展社数も減っているので展示会場内での回遊性が高い(来場者一人あたりにおける、展示会ブースの訪問数が多い)
・コロナで外出自粛している企業様もいらっしゃるので、来場者はより強い意志・目的をもって展示会に行く

ことがあげられます。

また、コロナ前よりも「商談時間は長く、名刺獲得までたどり着くことが多い傾向であった」と伺っております。

コロナで展示会に出展社が少ないことで、よりメリットを感じられることもあるようです。

コロナ禍で開催された展示会について来場者数と出展社数を見てきましたが、やはり会場内での感染対策について心配な方は多いと思います。
現場で見た主催者側のコロナ感染対策について、レポートしていきたいと思います。

withコロナ展示会の感染症対策「主催者リードエグジビションジャパンの対応とは?」

9/16~18に幕張メッセで開催された『総務・人事・経理week』の会場の様子について、写真とともに状況をお伝えします。

コロナ前の展示会に比べると、確かに来場者は少なく感じますが、時間によって混みあっている(プレゼンなど行っている)展示会ブースも見受けられました。

会場内はこんな感じでした↓↓

<会場内の様子>

コロナ禍の展示会会場の様子

<会場内の様子>

コロナ禍の展示会会場の様子

   

撮影したのは会期初日の午前中だったので、まだ人がまばらですね…
2日目、3日目の方が来場者数は多かったです。

ところどころ、空きスペースも見受けられるのは、残念ながら出展をキャンセルされた企業様がいらっしゃったからのようです。

また展示会ブース装飾についてですが、コロナ前の展示会と比較して、木工ブースよりもシステムブースにされている企業様が多く見受けられました。
今年はコロナの影響でブース装飾の費用を抑える傾向がある為、システム資材を使用したブースが多いのではないでしょうか。

→弊社ではシステム資材を保有しているので、木工造作よりもお安くご提供が可能となっております!
ご相談はフレッシュタウンまでお気軽にご連絡ください。

来場者はインターネットで事前予約。主催側が来場人数を把握。

通常、展示会では事前申請することで無料招待券が取得できます。
今回は招待券取得の前に、1時間ごとの来場時間選択項目がありました。1時間当たりの来場者数を主催者側が把握し、混雑を緩和させるためでしょう。

『総務・人事・経理week』では1展示会につき、最大同時入館者を5,000人以内に制限していました。1建物あたりの最大同時入館者の上限も5,000人としていたので、同時開催の展示会であっても同建物内には同時入館者は最大5,000人までとなっていたようです。

入口・出口ゲートのセンサーで人数を常時カウントし、規定の最大同時入館者を越えた場合は、入場制限を実施していたようです。

ちなみに9/19からはイベントの開催制限規制は一部緩和されています。

<内閣府ウェブサイトより>

内閣府WEBサイトより
参照元:イベント制限緩和 講演会・展示会は収容率100%まで

展示会はイベントの類型が「大声での歓声・声援等がないことを前提としうるもの」とされるので、収容率の上限は100%以内と規制緩和されたことがわかります。
しっかりコロナウイルス感染対策をしながら、経済活動の促進できる展示会が出来ることを弊社としても願っております。

アルコールスプレーと検温でコロナ・インフルエンザ対策

会場の様々な入り口にはアルコールスプレーと感染対策の注意書きが設置されていました。
3~4月頃はアルコールの入手不足で設置してある消毒液の持ち出しがニュースとなっている時期もありました。その為か、写真2のように警備員の目の届かないところではアルコールスプレーがしっかり固定されていました。

<入り口アルコールスプレー>

アルコールスプレー

これからの季節はインフルエンザも流行りだすのでコロナ対策だけでなくインフル対策のためにも、こまめにアルコール除菌をすることは大事ですね。

出展社、来場者、主催者すべての人がマスク着用、フェイスガードも

下記写真はブース展示がある会場内への入り口です。

<入場口>

コロナ禍展示会入り口

入場の際はまず入場バッチをもらい、アルコール除菌して、サーモグラフィーカメラで検温を行ってから入場します。すべての人にマスク着用が義務付けられています。
もし忘れた場合には、マスク受取所というのもあったので、万が一マスクを忘れても安心です。警備員に至ってはマスク+フェイスガードで感染症対策を行っておりました。

また、空気循環の為ホールの間や搬入口のシャッターなど、会期中も隙間をあけて換気していました。換気されていることが目に見えてわかるので、安心ですね。
また会場内は空気循環システムも整備されているとのことです。

<換気の様子>

コロナ禍展示会換気

コロナ感染対策の様々な看板「追跡システム」「禁止事項」「コロナ対策用品廃棄所」

コロナ対策のための様々な看板や案内についても紹介していきます。
まずは地区別のコロナ追跡のシステムについての看板です。こちらは会場外の建物内にありました。
写真5は千葉県のコロナ追跡サービスで、写真6は厚生労働省推奨の接触確認アプリについて書かれていました。

<コロナ追跡サービスポスター>

コロナ禍展示会注意喚起

<コロナ接触確認アプリの看板>

コロナ禍展示会注意喚起

また、会場内での禁止事項として
・大声
・飲酒
・密接
が挙げられていました。
こちらは会場への入口入ってすぐに置いてありました。

<会場内の注意事項の看板>

コロナ禍展示会注意喚起

左側には「常時換気中!」の看板、右側には「政府の開催ガイドライン」の看板が設置されていました。
「政府の開催ガイドライン」には、インターネットにて来場者は事前予約。主催側が「来場人数の把握」で記載した最大同時入場人数を5,000人に制限していることが掲示されています。

そして、万が一発熱や体調不良があったときのために、看護師や医師も常駐しているようです

<看護師・医師控室の看板>

コロナ禍展示会医師

さらに、ごみ箱も通常ごみとは別にコロナ対策用のごみ箱がありました。
使用したマスクやフェイスシールドは通常ごみとは分別してこちらに廃棄できるようになっています。

<コロナ対策用品廃棄所>

コロナ禍展示会ゴミ箱

ここまで具体的に対策されていることがわかると、とても安心感があります!

展示会ブース内でのコロナ対策「ブース内ではどんな対策がされている?」

主催社側のコロナ対策についてみてきましたが、出展社側はどのような対策を行っているのでしょうか。
コロナ対策と言っても、出展側は何をすればいいのでしょうか?実際の展示会ブースで見たことを含めてお伝えしていきます。

多くの出展企業が商談席にパーテーションを置いて感染対策

今はすでにおなじみとなった、アクリルパーテーションですね。こちらは商談席の真ん中に置くことで飛沫感染を防ごうとする取り組みです。すべてのブースに置いてあったわけではありませんが、ほとんどの企業が展示会ブースの商談席やデモスペースにアクリルパーテーションを設置していた印象です。

実際、お客様とブース装飾の打ち合わせをする際に「コロナ対策用にパーテーション置きたい」と言われることも多いです。

展示会で見たパーテーションは、作業スペースの仕切りとして白色のパーテーションを置いていたり、商談席にはやはり透明なパーテーションが多く見られました。
大きさと高さについてですが、顔の位置より低いパーテーションは効果が薄いと言われていますので、頭くらいまでの高さがあるといいでしょう。

→アクリルパーテーションは弊社でももちろんご用意出来ますので、ブース装飾の際にはご相談ください。

商談席にオンラインスペースを設けてリモート商談に

コロナの影響で、会期中のオペレーションを最小で行うための取り組みをする企業様もいらっしゃいます。

具体的には、
「商談席の数を減らして、名刺獲得した人に商品の解説は社内でスタンバイしている社員にバトンタッチでオンライン商談を行う」
というオペレーションをお考えの企業様もいらっしゃいました。

自社ブースへの集客ができないと、来場者が直接オンライン商談席に向かうということは考えにくいですが、オペレーション人数を減らした場合の商談方法の1つとしてとても有効だと思いました。

展示会ブースに配置する人員を最適化させることで、効率的な時間の使い方もできますね。

感染対策を実施し“見た目で安心感を与える”展示会ブース

来場者に安心してブースに来ていただく為に“ブース内での感染対策実施のアピール”は、非常に重要なことだと思います。

出展社も来場者もマスクをお互いしていたとしても、商談席にアクリルパーテーション置いてみたり、来場者同士が密にならないようなブースデザインにしたり、コロナ対策の製品を看板に大きく掲げてみたり。

しかし、「感染対策のアピール」を重視するあまり、ブース内に仕切りを多く設置して来場者が入りにくい迷路のような空間になってしまっては元も子もありません。
透明なパーテーションでも、壁を隔てているイメージは感じてしまうものです。

私はブース内での動線まで含めたデザイン設計で、3密回避を考えることが一番スタイリッシュでしっかり感染症対策を行えるのだと思います。
感染対策はしっかりやりつつも、動線設計はきちんと考えられたブースにしましょう。

withコロナの時代の展示会「今後展示会はどうなっていく?」

展示会は経済活動において非常に重要だと考えます。Withコロナ時代、「新しい生活様式」なんて言葉も一般的になってきましたが、展示会は今後どのように変化していくのでしょうか。

感染対策で変わる商談様式や展示会ブース内のオペレーション

以前のような展示会の姿が戻るのは、まだ時間が必要でしょう。

ここまでで述べてきた通り、
・商談のやり方、対面商談→対面+オンライン商談へ。
・主催者・出展社含め、オペレーションの人数を減るため、一人の負荷をどう軽減させるかが課題
→動画の有効活用や、情報提供をブース装飾に落とし込む。
・出展社ブースではより一層目的を反映させたブース装飾をすることが必要となる。
 (ブース内の動線を含めた設計も含む)

リアル展示会からweb上のオンライン展示会に

withコロナの状況で、「オンライン展示会」というワードをよく耳にするようになりました。リアル展示会を予定していた展示会が、やむを得ずオンライン開催になったケースも多くあります。

オンライン展示会については、こちらも併せてお読みください。

最後に

ここまで記事を読んでくださった方々、誠にありがとうございます!

展示会におけるコロナの影響はとても大きいですが、感染対策をしっかり施し、それを踏まえたブース内の設計をすることで、これまで以上の出展の成果を出すことは可能だと感じています。
Withコロナ時代でも、出展企業様と一緒に試行錯誤して、前に進んでいけたらと思います!

今後の展示会出展について、何かお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合せいただけると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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