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集客を左右する!?展示会ブースの効果的なアイキャッチとは?

集客できる展示会ブース!効果的なアイキャッチとは?

「展示会に出展しても、集客がうまくいかない・・・」とお悩みの展示会担当者様が多いと思います。

出展に際してそれなりな費用がかかる展示会。しっかり準備して出展したはずなのに、効果が得られないのはとてもつらい事ですね。

展示会で集客を成功させるためには、集客のためのポイントを抑えた準備が必要です。
本記事では集客に失敗する理由と集客のためのポイントについて紹介したいと思います。

これから展示会出展にむけて準備をされる方々へ、参考になれば幸いです。

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展示会ブースの集客が思うようにいかない理由

まずは展示会に出展した際、集客に失敗する理由を4つ挙げます。
自社が以下の項目に当てはまっていないか、振り返ってみてください。

ブース集客を失敗する理由1:出展することが目的になっている

「展示会に出展したら来場者が来てくれる!」なんてことはまずありません

それがあり得るのは、誰でも名前を知っているような大企業のみです。
展示会の来場者は、HPやメディアの情報ではなく、ブースでの体験や担当者のヒアリングを通じて、
展示製品のサービス導入を検討しています。
ターゲットとする来場者の目線・考えを意識し、足を止め、話を聞いてみたくなるブースの演出が大切です。
出展者と来場者の認識が異なっていないか、自社の過去の展示会出展ブースを振り返ってみましょう。

展示会の特徴を活かしたアピールができていない。

昨今、ホームページなどのメディアで情報発信が積極的に行われています。
展示会にわざわざ出向かなくても同様の情報が集められるようになっています。
よって、ホームページで得られるような情報を提供するだけでは、せっかくの展示会出展の機会を活かしきれていません。
「足を運んでも得たい情報がある」「担当者の話を聞いてみたい」と思わせることも重要です。

ブース集客を失敗する理由2:事前集客に力を入れていない

展示会会期中の集客だけで、思ったような集客数になるとは限りません。
特に既存顧客に対しては、事前に何らかのアプローチすることで、展示会への興味を持って来場していただける可能性があります。

ブース集客を失敗する理由3:ブース設計を間違えている

展示会出展ブースは来場者の興味を惹くために、とても重要になります。
自社がどのような来場者をターゲットにしたいのかを明確にし、デザイン、レイアウトを考える必要があります。
事前にこちらができていれば、展示会会期中大きな問題は起こりにくくなります。
ポイントは来場者に限られた時間内で「何を取り扱っているか」を分かってもらうことです。

ブース集客を失敗する理由4:展示会でのスタッフの雰囲気が悪い

気さくに話しかけ、爽やかな対応をすることは言うまでもありません。
来場者が近寄りやすい雰囲気を出すことは集客にも大きな影響を与えます。

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展示会の来場者を理解しよう!

そもそも展示会にどのような人が来場するのかを把握しておきましょう。
情報収集の一番簡単な方法は、各展示会のサイトです。
最低でも来場者対象の業種は載っています。
場合によっては過去の来場者アンケートを公開していており、かなりの情報をゲットできることもあります。
どのような業種の人が多い傾向なのか、把握していて損はありません。

展示会会場でのブース位置の重要性

集客を考える場合は、どうしてもブースの位置がどこにあるのかを考えなくてはならず、その位置によって、さまざまな影響が考えられます。
ブースの形状がこうであると、有利であるといわれている例を挙げて説明していきます。

有利なブース位置の特徴1:ブースの開放面が多い

4面開放(独立小間) > 3面開放 > 2面開放 > 1面開放

という順番で有利になっていきます。解放面が多いメリットとして、来場者とブースの接点が増え、ブースを見てもらえる時間が長くなります。結果的に訴求する時間が長くなり、集客数が増えます。
ただし、大きいブースほど解放面が多くなる傾向にあることを頭に入れておいてください。
解放面を増やしたい場合は、角小間申請をすれば、最低でも2面開放になりますので、費用は掛かってしまいますがブース内来場者を増やすという点では、有効な打ち手の1つです。

有利なブース位置の特徴2:幅広い通路に面している

幅広い(メイン)通路に面しているブースの方が、来場者の通行量が多くなり、結果的に集客が増えます。
広い通路では、視認範囲も増えるため、看板やキャッチコピーが目に入りやすくなります。

有利なブース位置の特徴3:出展製品とマッチしたゾーンに入っている

1つの展示会でも、いくつものゾーンに分かれている場合が多いです。例えば、Japan IT Weekの中では、「AI・業務自動化展」「Io&5Gソリューション展」「クラウド業務改革EXPO」「Web&デジタルマーケティングEXPO」「情報セキュリティEXPO」etc.などがあります。出展製品と出展ゾーンがマッチしていない場合、来場者とのミスマッチが生じてしまい、ターゲットとしていない来場者ばかりが集まってしまします。興味の無い来場者に対して、いくら製品を見せても意味がありません。出展製品と出展ゾーンが合致していることは大切です。

有利なブース位置の特徴4:集客力の強い企業が近くにある

自社のブースの近くに集客力が強い企業のブースや、セミナーの会場があると、定期的な人の流れが起き、出展製品を訴求できる機会が増えます。「他社ブースにあやかるのはどうなのか・・・」という考え方もありますが、一つの戦略にはなりえます。

展示会出展位置を選ぶ際、上記の項目を意識しながら選んでいくのも、一つの手です。

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展示会集客に重要なのはアイキャッチ!?

まず「アイキャッチ」とは、「画像や映像などで見る人の注意を引きつけること」という意味で、広告業界で使われる手法のひとつです。

展示会では、基本的に、サインによるメッセージやモニターで流す動画、出展製品そのものがアイキャッチとなります。アイキャッチ最大の目的は、展示会来場者に対し、一目で「何を取り扱っている会社」で「展示製品でどのようなことができるのか」を伝えることです。展示会来場者に対し、展示製品が自身にとって有益なもので、必要としているものかどうか、一目見ただけで理解させることが大切になってきます。実機などのないサービス展示だった場合はなおさら必要になってきます。

また、出展製品によりますが、可能であれば実機は動かすことをお勧めします。展示会来場者に体験させることができる製品であれば、可能な範囲で体験させましょう。製品自体に大きな動きがない場合や展示会場では実演できない場合などには、映像による訴求が効果的です。会場内の来場者の流れを導線として想定し、より目立つ場所にアイキャッチとなるサイン・動きのある製品やモニターを配置します。

アイキャッチとして、展示パネル・製品説明パネルを使用する際は、なるべく大き目の文字を使い、数メートル先からでも読めるようにします。展示会来場者は短い時間で、多くのブースを回ろうとしています。細かい説明が詰まっているパネルで来場者の足を止めることは、困難です。なぜならそのような細かい文字を読んでいる暇が無いからです。
小規模出展の場合はなおさらです。展示会来場者は、展示製品が自身にとって有益なもので、必要としているものかどうかを瞬時に判断し、自身にとって有益もしくは必要としているものでしたら、足を止めます。ざっくりと内容を確認した後、必要そうだったら資料を請求します。展示会場において達成するべき目標はより多くの名刺情報を獲得することですので、来場者には説明員に説明を求めたり、資料を請求したりしてもらう必要があります。ですから、説明パネルは製品導入によるメリットや特徴などポイントを簡潔に伝えることを前提に作成することをお勧めします。

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展示会ブースにおけるキャッチコピーの重要性

上記でも言った通り、展示会来場者はブースを一瞬見て、自分に必要か、そうでないかを判断します。キャッチコピーを考える際に、大切なことは来場者の視点に立つことです。

企業や商品、サービスの知名度が高い場合は、素直に企業名や商品、サービス名をパネルに記載してもよいでしょう。しかし、知名度がそれほどでもない場合には、それらがパネルに記載されていても来場者へのアピールにはなりません。その場合は「何を取り扱っている会社」で「展示製品でどのようなことができるのか」などをキャッチコピーで伝える必要があります。

ターゲットによってもキャッチコピーは変わってきますが、幅広い来場者層に対してアピールしたい場合は、技術的/専門的な用語を避けるべきです。専門家にとっては日常的に使う言葉であっても、畑違いの人にとっては意味が分からないということは、しばしば起こります。逆に、ターゲットとなる来場者にだけ絞り込んで伝えたい場合は、あえて技術的/専門的な「キラーワード」を使ってアピールするのが効果的です。

気を付けなくてはいけないポイントとして、「高品質」「便利」「効率的」「最高」などの曖昧な言葉を多用しがちですが、こういった言葉は、それだけでは何も伝えていないのと同じになってしまいます。「どう高品質なのか?」「何が便利になるのか?」「どう効率的なのか」などの具体的な差別化要因もしっかりと記載するようにしましょう。

優れたキャッチコピーは展示会来場者を引き寄せる力を持っています。その力は一瞬で相手の心に切り込んでいくことができます。では優れたキャッチコピーを作るためには、何に気を付ければいいのか。展示会来場者はなぜ、会場に訪れるのかを考えると答えが出てきます。

そもそも商売の基本は、人々の「困った」を解決すること。全ての製品、ビジネスモデルがそうとは言い切れませんが、現在大きな市場を獲得している製品・サービスの多くが「問題解決型」です。展示会は、自分のビジネスをより良い方向に向かわせるヒント探しの場です。来場者は何かしらの課題を解決したいから展示会にやってきているはずです。

キャッチコピーに課題解決型の要素を盛り込めば、来場者の潜在的な欲求を呼び起こし、ブースに誘う可能性が格段に高まるのは間違いありません。

まとめ

今回は展示会の来場者、ブース位置を踏まえたうえで、効果的なアイキャッチ、キャッチコピーとは何かについてご紹介しました。
キャッチコピーを増やすことは、そこまで費用が掛かりませんので、あとは社員の知恵やアイデアによって、集客を増やすことは容易にできます。あらゆる装飾に比べ、コストパフォーマンスは格段にいいです。他社よりも効果的なキャッチコピーを増やしていき、他社ブースと差別化することが、展示会の出展効果を最大化させるための肝といえるでしょう!

集客力を高めるブースデザイン、キャッチコピーについて、お困りごとがあれば是非一度ご相談ください。
お客様の出展効果を最大化するための展示会ブースを一緒に考えて行ければと思います!

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