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空間デザイナーに聞いた“展示会ブースを設計する上で大事にしているコト”#01

展示会ブースを設計する上で大事にしているコト

フレッシュタウンで空間デザイナーをしている庄司と申します。

私自身、この業界に入る前は飲食店を中心とする商業施設の設計・デザインを行う会社で働いていました。

その会社の理念は、かっこいい店をつくるのではなく「繁盛店をつくる」というもの。
新しい案件がきた際はまずデザインよりも、厨房区画や席のレイアウトや数を平面図で何度も修正していた記憶があります。

スタッフやお客様の動線、業態に合わせた席数、快適な厨房区画・レイアウトが決まって初めてデザインに移るという流れでした。

商業施設と展示会ブースのデザインは、異なる業界ですが根本にある考え方は一緒だと思います。

「繁盛店」=「集客性のある展示会ブース」

前職で染み付いたこの考え方は、今も常に忘れないように心がけています。

よく展示会の出展社様からのご依頼で「かっこいいブース」とか「派手なブース」といったデザインのご要望をいただきます。
そのような案件でも、デザインのベースになるのは常に「集客性のある展示会ブース」です。

どのようなことを考えて日頃から展示会ブースの設計を行っているのかを、下記の章に具対的に書いてみました。

ご一読いただけますと幸いです。

展示会ブースのデザイン・設計の優先順位

新しい案件を頂いた際に行うことは、デザインにいきなり取りかかることではなく出展社との打ち合わせや資料の読み込み、そして小間図と睨めっこすることです。
展示会会場の出口や通路から捉えたお客様のブース位置、周囲の他社ブースとの位置関係を頭に叩き込んで初めてレイアウトに取りかかります。

設計・レイアウトの基本となるのは「平面図」、この平面図が元になり3Dパースや立面図を作成していきます。この平面図はその名の通りブースを真上から見た2次元の図面に過ぎないのですが、私はこの平面図作成に最も時間をかけます。

サービス業などでよく「お客様の目線に立って」と言いますが、デザイナーである私自身も設計の際は、まさに来場者・出展者の目線に立って設計を行っています。

頭に叩き込んだ小間図をイメージし、実際に
「自分が来場者だったら...」
「自分が出展者だったら...」

頭の中で会場、そしてブースを常に「3D」でイメージして平面図を作成します。

そうすることによって展示台やデモ台、サインの位置、さらにストックの大きさや出入口の位置など、自ずと「出展社のご要望」と「動線」を考慮した効果的なブース設計が出来るようになります。

「平面図を描く時でも、常に3D で考えてレイアウトを行う」
これは前職で上司に何度も言われて頭に染みついていることです。
どのような案件でもこのような来場者、出展者の目線に立った「基本の設計」を行った上で、初めてデザインに取りかかるよう心がけています。

出展者様の「ご予算」「集客」「出展者のスムーズな運営」などの全ての項目をクリアしたブースを設計することがデザイナーとしての使命だと思っています。

「意味」や「背景」を持たせた展示会ブースデザイン

「デザインは主張するもの」

これは様々なデザインの現場で昔から言われてきた言葉です。
近年、店舗を始めとする空間デザイン はより「シンプル」が好まれる風潮がありますが、この言葉は今も変わっていないと思います。
「主張」というと派手であるとか目立つことがイメージされると思いますが、私の中ではブースデザインにおける「主張」は、「なぜこうなったのか?」それが展示会ブースを目にする人に瞬時に伝わるデザインであるということ、と考えます。

私自身、ブース設計の際は出展社の扱う製品・サービス、ロゴ、カンパニーカラー、それをブース全体のイメージや形状、展示台やサインなどで表現することを常に理想に掲げています。
前述しましたが、とりあえず目立つもの・かっこいいものよりも、出展社それぞれが持っている「色」や「想い」をベースにしたデザインは、「何を扱っている会社なのか」が分かりやすくなると同時に、見る人に与えるイメージの「重み」が違ってくると思います。

メインである製品やサービス展示の有効な展示方法に加えて、このような出展社の「メッセージ」をブース全体で表現することも大切なことだと思うのです。
たった数日の会期で解体されてしまうブースですが、出展社の社員様ひとりひとりが自社に「誇り」を持っていただけるようなブースこそが出展ブースの集客、出展社の認知拡大に繋がっていくと信じています。

展示会ブースのパース

床のカーペットの貼分け、ステージ形状を製品ロゴに合わせた例

展示会ブースのパース

出展社の製品・ロゴにあわせブース全体のイメージをデザインした例 >>施工写真はこちら

空間デザイナーとしての武器

私は約2 年前にフレッシュタウンに入社し、「展示会・イベント業界」に飛び込みました。
前述したように、前職での「経験」や「知識」というのは活かせる場面も多く、私自身の1つの「武器」であると思っています。
「デザイン・設計の優先順位」などはデザイナーとして忘れそうになることも多い大切なことだと思います。

弊社は設立から30 年以上の歴史がある、業界の中でも実績・信頼のある会社です。
私が配属された「神田オフィス」は私を含め若いメンバーの多いまさに「フレッシュ」な組織で、それゆえに型にはまることなく、トライアンドエラーを繰り返していけるのは「若さ」という武器があってこそだと思います。

「デザイン」に正解はありません。

街中でふと見かけた看板がヒントになることだってあります。
だからこそ、常にアンテナをはり続けられるような「若さ」という武器を持ち続け、柔軟でバラエティーに富んだデザイン・設計をこれからも続けたいと強く思っています。
若いオフィスではありますが、現場担当や協力会社のスタッフは経験のある人間が多く揃っています。

展示会・イベントご出展の際は是非弊社にご依頼ください!!

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庄司がデザイン・設計した展示会ブースのお客様の声

フレッシュタウン空間デザイナー:庄司

前職では飲食店を中心とする商業施設の設計・デザインを経験。
現在はフレシュタウンで展示会ブースをメインに空間デザインを担当。
「常にお客様目線で考える」がモットー。