展示会・イベントのお役立ち情報

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展示会でこだわりのブースを実現させる『木工ブース』とは?

展示会の木工ブース

「今度の展示会では、もっとこだわったブースを作りたい!!」

展示会に一度でも出展したことがある方は皆さんそう思うのではないでしょうか?

展示会のブースはこだわった装飾・デザインにすることで来場者に商品やサービスをよりアピールできるだけでなく、ブースに気付いてもらいやすくなったりブランディングなどの効果も期待できます。

そして何よりそのブースに立っている自社スタッフのテンションが上がります!!

これは私自身、出展者として展示会に出展した経験から言えることですが、満足のいくブース装飾ができた時は誇らしかったり、ルンルンした気持ちで会期を過ごせました。

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展示会でこだわりのブースを作るには?

展示会では大きく分けて「木工ブース」と「システム部材ブース」という2種類のブースがありますが、こだわりを表現するのにはブース装飾・デザインの自由度が高い「木工ブース」が適しています

「木工ブース」とはその名の通り主に木材を使って施工されたブースで、ベニヤなどの木材で作った「木工ブース」のパーツに経師紙(壁紙)や長尺シートを貼って作ります。

「木工ブース」と「システム部材ブース」の違いついてはこちらをご覧下さい。

「木工ブース」と言われても、どんなものかイメージがわかない!!

安心してください!

展示会などに出展したり、展示会・イベント業界で働いている人でないと聞きなれない言葉ですが、これから紹介する「木工ブース」を施工していく過程をご覧頂けば概要を把握できます!!

「木工ブース」のデザインの自由度や職人さんたちの技術力の高さに触れることで「こんなブースを作りたい!」と言ったインスピレーションもわいてくると思います。

こちらの施工実績も参考にして下さい。

施工実績はこちら »

木工ブースの施工の流れ

木工ブースの施工1:「木工ブース」のパーツの制作

まずはデザインをもとに工場で「木工ブース」の骨組みとなるパーツを作っていきます。

木工壁面、木工ステージ(木工底上げ)、木工ボーダー(木工パラペット)、木工什器、木工カウンター、木工展示台など様々あります。

デザインに応じて部材の数やサイズが変わりますが、レーザーを使ったカットもできるので、かなり複雑なものまで製作可能です。

今回のブースではゲートをロゴの形にしたため、複雑な曲面が多かったのですが、見事に再現されています!

木工ブースの施工2:部材の運搬

できあがった「木工ブース」のパーツを工場から展示会の会場まで運搬します。

パーツの数が少なく小さい場合にはバン運びますが、大きかったり多い時にはトラックを使って運びます。

木工ブースの施工3:壁面建て込み

展示会の木工ブースの施工3:壁面建て込み

「木工ブース」の壁面を建てていきます。

木工ブースの施工4:床底上げ

展示会の木工ブースの施工4:床底上げ

「木工ブース」の床面を設置していきます。

三六判の平台(1800㎜x900㎜x100㎜)を使って底上げをします。もっと高さが欲しい時は箱馬と呼ばれる台を使って高さを出します。

木工ブースの施工5:アーチ、看板施工

展示会の木工ブースの施工5:アーチ、看板施工

このブースではロゴを型どったアーチと右上に看板を設置するデザインでしたので、それらを施工しました。

アーチ部分は三つのパーツに分けて制作したので、それらを合わせていきます。

木工ブースの施工6:床材貼り込み

展示会の木工ブースの施工6:床材貼り込み

このブースは白い床だったので白の床材を貼り込んでいきます。

床材は2~3㎜の塩ビの長尺シートを使います。
短期間の場合には両面テープを使い、長期的に使う場合はのりを使って貼り付けます。

床の色や素材もブースのイメージに影響するので最適なものを選びましょう。

木工ブースの施工7:壁材仕上げ

展示会の木工ブースの施工7:壁材仕上げ

壁やアーチ部分にビジュアルの壁材を貼っていきます。壁材は展示会向けの壁紙である経師紙を使います。

経師紙にはインクジェット出力などもできるので、形状が複雑でも経験豊富な職人さんが見事に貼り上げていきます。

高い所に設置するなど展示会の会場での施工が難しい場合は、工場であらかじめ経師紙を貼っておきます。

木工ブースの施工8:ブースの完成

展示会の木工ブースの施工7:木工ブースの完成

できあがった「木工ブース」に動画を流すディスプレイやライト、看板などを設置し、パンフレット、商品、デモ機、ノベルティをレイアウトすればブースの完成です。

今回ご覧いただいた「木工ブース」の詳細はこちらからご覧いただけます。

ブース紹介ページへ移動 »

まとめ

「木工ブース」が施工されていく過程を見ることで「木工ブース」がどんな物か、どんなことができそうかをイメージできたのではないでしょうか?

「木工ブース」はこだわりを表現しやすいですが、その分自由度が高いので、要望に沿ったブース装飾・デザインを提案してくれる展示会ブース制作会社に企画・デザインから施工までを依頼することをお勧めします。

また、展示会のブースはあくまでも展示会に出展する目的(新規顧客の獲得等)を達成するための手段なので、デザインだけでなく目的にも沿ったデザインか?と言う点もしっかり確認しましょう。

「コストを重視する」と言う場合はシステム部材を使ったパッケージブースも検討してみるといいと思います。

集客に効果的なブースを作りたい!」といったご希望がある場合は是非ご相談ください。

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もし、「ワンストップでやってくれる展示会ブース制作会社がいい!!」、「経験豊富な展示会ブース制作会社がいい!!」、「集客に効果的なブースを作りたい!」といったご希望がある場合は是非ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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